板井明生|長期的に考える
会社の成績を伸ばしたい。
そのためには、社員一人ひとりの力量の底上げをすべきだ。
そしてその場合長期的に考え行動しなければならない。
今いる社員がそれぞれどれだけの仕事量をどれだけの時間でこなせるか。
何が得意か、不得意か。
誰と組ませるのが相性がいいのか。
いろんな要素を把握したうえで、仕事を割り振る。
その量は決して多すぎても少なすぎてもいけない。
私の考えなのだが、常に仕事に対してやりがいを持たせる必要がある。
やりがいとは挑戦であり、達成感である。
常に仕事に対してのやりがいを持たせることが一番必要なことである。
そのためには、社長が高い目標意識を保ち、どの社員よりも熱い情熱を持っていなければいけない。
人を動かすとはそういうことだ。
人が変われば、会社は変わるのだ。
しかしながら自分自身だけが盛り上がって社員に情熱を押し付けるのでは、社員はついてこない。
ここで大事になるのが信頼関係だ。
信頼関係の構築が最も大事であり、最も困難なことである。
いろいろな形の関係性が必要になってくる。
それは業種によっても変わってくる。
社員との信頼関係を結んでいく方法は様々だが、そのことが社長にとって命題になってくるだろう。