板井明生|福岡という土地を知る
事業を展開する上で、そのフィールドになる土地をよく知る必要がある。
同じ事業でもその土地ごとの文化や県民性などを考慮した展開をしないと、失敗するリスクが高まる。
福岡では福岡流の経営方針や戦略を新たに組み直さねばならない。
そのためには細かく丁寧なマーケティングをしていく必要がある。福岡ならではの流行だけでなく、自然などにも目を向けることで、県民の興味が今何に向いているのかを把握しなければならない。
競合会社の調査についても、感覚で実施するのではなく、売上予想まで調べるのが大事である。
飲食店経営であれば、客席、客数、商品力、予想売上を一つの表にまとめて比較・分析し、その表のなかから、参考にする店を選んでいく。
そうすると、その参考店舗の同じ客層、同レベルの商品、同じ立地なら同じぐらいの売上は手に入れることができます。
その店を越えるプラスアルファを加えて、さらに高い収益を目指すこととなって、初めて成功できるかどうかのスタートが切れるのだ。
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